私が出会い系サイトを利用するようになったのは、単身赴任が切っ掛けでした。
ギャルと呼ばれるような若い子は苦手だったため、選んだのは人妻が集まるサイトでした。
中には、ギャル文字満載の書き込みをしている人妻(本当に人妻かどうかは怪しいのですが)も居ましたが、そういう女性には魅力を感じられません。
希望していたのは、多少思い込みもありますが、地方ならではの雰囲気を持った人妻です。
なにしろ、単身赴任のため、仕事に加えて家事にも忙殺されているのですから、垢抜けていなくても癒される相手が欲しかったのです。
しかし数週間ほどサイトを利用しても、思い通りにはいかないもので、出会いは成功しませんでした。
半ば自棄になってきた頃、たまたま目に留まったギャル文字人妻の所に、試しに書き込んだのです。
すると、そうした時だけなぜか上手く事が運ぶもので、返事が届いたのです。
予想通りハイテンションなメールでしたが、相手に合わせる気は無かったため、私は丁寧な返事を返しました。
ところが、3回ほどそれを繰り返した後、送られてきたのはごく普通に書かれたメールで、メアドも教えて貰ったのです。
少し考えてから返信すると、やはり今度も普通の文章で返事が来たため、なぜなのか聞いた所、サイトでオバサンだと思われたく無かったから、という事でした。
そこで私へのメールは普通に書いて欲しい、と頼むと、それで彼女は安心したのか、実際に会う事になりました。
赴任先の情報に疎いため、待ち合わせ場所は彼女に任せました。
場所はカラオケボックスで、そこに現れたのはぽっちゃり型で色白の、人妻サイトを利用するようには見えない地味目の女性でした。
適当に飲んで食べてカラオケを歌い、お互いの自己紹介も交えながら、3時間ほど過ごしました。
人妻によると、田舎は何もかも筒抜けになるから、地元の人でなく、短期間しか滞在しない男性を探していたのだという事でした。
二人の間には安心感が芽生え、さらに私の部屋で会えるというのも彼女には都合が良かったようです。
出会いまでに一ヶ月、部屋で会うまで数週間かかったため、実際に肉体関係を持てたのはほんの数回でしたが、空いた時間に家事もやってくれた地方の人妻との出会いは、私にとってとても満たされたものだったのです。